バンクーバーでは「私的空間=家では脱ぐ、公共空間=基本は履く」が目安です。雨が多いので家庭では靴を脱ぐ文化が強め。玄関にマットやシューラックがあれば脱ぐ合図です。入る時に“Shoes on or off?”と必ず一言確認すると安心。清潔な靴下を用意し、裸足は避けると好印象です。
- 友人宅/ホームステイ:原則脱ぐ。泥が付いていれば玄関で拭く。室内スリッパを勧められることも。
- アパート共用部:廊下は履いたまま。多くの建物で廊下に靴を出すのは不可(消防上の理由)。
- 学校/語学学校/職場:基本は履く。雨天は“室内用シューズ”を持参すると歓迎される職場も。
- 病院/クリニック/図書館/役所:履く。診察や検査で求められた時のみ脱ぐ。
- 例外:ヨガ/ピラティス、武道、屋内プールや一部キッズ施設は入口で脱ぐ。スポーツジムは室内用やノンマーキング指定あり。飲食店で裸足は衛生上NG。
現地での実感では、家は日本寄り、公共は北米標準です。「泥は家に持ち込まない」意識が強いので、迷ったら聞く、相手の指示に合わせるのが最優先。雨季は替えの靴下と袋を持ち歩くと重宝します。