出発前にエージェント/学校のホームステイ申込フォームへ「医療上のアレルギー」と「食べられないもの」を英語で明記し、重症度(微量不可/調理法で可)も書きます。到着初日にホストへ再確認するのが一般的で、私はチェックイン時に紙のAllergy cardを渡し、冷蔵庫に貼ってもらいます。カナダではピーナッツやツリーナッツ、小麦、乳の表示は徹底していますが、キッチンの共有によるコンタミ(器具や油の使い回し)対策は口頭で具体的に依頼が必要です。
伝え方の例(英語/日本語訳)
- I have a severe peanut allergy; even small traces can cause a reaction./重度のピーナッツアレルギーがあり、微量でも反応します。
- Could we keep a separate pan and cutting board for my meals?/私の食事用にフライパンとまな板を分けてもらえますか。
- I don’t eat cilantro; it’s a strong dislike, not an allergy./パクチーは苦手ですがアレルギーではありません。
注意点: 1)到着24時間以内に再確認/2)外食やお弁当は自己管理/3)EpiPen等は携帯し保管場所を共有/4)パッケージ食品は英語表示を一緒に確認。私の経験では「禁止食材」「OK食材」「Cross-contact対策」の3点を紙で渡すと誤解が減ります。問題が続く場合は学校のHomestay担当やエージェントにすぐ相談を。Vancouverでは医療相談は811(HealthLink BC)も利用可。
参考サイト
Government of Canada(食品アレルギー情報)
https://www.canada.ca
Food Allergy Canada(啓発と携行カード)
https://www.foodallergycanada.ca
BC Centre for Disease Control(食品安全)
https://www.bccdc.ca
Vancouver Coastal Health(地域医療情報)
https://www.vch.ca