英語力がゼロに近くてもワーキングホリデーの制度自体は利用できます。ビザ申請時に英語力の証明は不要です。ただし現地での生活や仕事探しでは、英語力が低いと選択肢が限られてしまいます。
バンクーバーには日本人経営のお店やサービスも多いため、それらの情報を事前に把握しておけば、日本語だけでもある程度の手続きや生活は可能です。まずは日本語環境で仕事を始め、英語力が上がったら英語環境に移ろうと考える人もいますが、自分で実感できるほど英語力を伸ばすのは簡単ではありません。特別な向上心や行動力がない限り、日本語環境のままで終わってしまうケースも少なくありません。
英語力を本気で上げたいのであれば、日本語環境はできるだけ避けるべきです。その場合、特に仕事探しではある程度の英語力が必須になるため、日本にいるうちに勉強を進めておくか、現地到着後に語学学校へ一定期間通って英語を集中して学ぶ時間を取った方が、結果的に効率的に力を伸ばせます。
結論として、英語力を伸ばすことを最優先にしないのであれば、英語ができなくてもバンクーバーでワーキングホリデーや留学生活を送ることは現実的にそれほど難しいことではありません。
