バスでタップアウトするとどうなるか
バスに乗る場合、コンパスカードをタップするのは乗車時のみで、下車時にはタップアウトをする必要はありません。これは、バスの場合は移動距離やゾーンに関係なく常に1ゾーン分の運賃が固定で請求されるためです。そのため、本来は下車時にタップアウトする仕組みがありません。
誤ってタップアウトした際の影響
バス下車時に間違ってタップアウト(実際には2回目のタップインとして認識)してしまった場合、使っているカードやチケットの種類、またタップするタイミングにより状況が異なります。
バス下車時に誤ってタップアウトした場合の影響
カード・チケット種類 |
影響 |
定期券・一日券 |
影響なし(追加料金はかからない) |
チャージ式コンパスカード 使い捨てコンパスチケット クレジットカード直接タップ |
- 最初のタップから90分以内:追加請求なし(乗換とみなされる)
- 最初のタップから90分を超えた場合:新たな1ゾーン運賃が請求される
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実際に起こり得るケース
- 乗車後に渋滞で90分を超え、下車時に誤ってタップすると新たに1ゾーン分請求される。
- 乗り換えを繰り返している間に90分を超え、その後のタップで新たな運賃が発生する可能性がある。
タップ履歴の確認方法
最初にタップインした時間が不明な場合、各駅の券売機、またはオンライン登録済みのカードであれば、公式サイトから利用履歴を確認できます。
不要な追加料金を避けるため、バス乗車時はタップアウトしない癖をつけることが重要です。