最近では入国手続きが専用端末(キオスク)で自動化され、担当官と会話せずに通過できることも一般的です。ただし、ワーキングホリデーや学生ビザでの入国では、移民局カウンターでパーミットの発給を受けるため、いくつか質問されるのが通常です。
よく聞かれる質問の例
観光
- 旅行の目的は何ですか?
- どのくらい滞在する予定ですか?
- 滞在先のホテルや住所はどこですか?
- 旅行中に訪れる予定の都市や観光地はありますか?
- 所持金はいくらですか?
ワーキングホリデー
- カナダに来た目的は何ですか?
- どのような仕事をする予定ですか?
- 滞在資金はいくら持っていますか?
- 滞在先の住所や連絡先はありますか?
- 滞在中をカバーする保険に入っていますか?
- 帰国後の予定はありますか?
- 過去にカナダに滞在したことはありますか?
学生ビザ
- どの学校に通う予定ですか?
- 何を勉強しますか?
- 授業料は支払っていますか?
- どこに滞在する予定ですか?
- 滞在期間はどのくらいですか?
- 学校の入学許可書(LOA)は持っていますか?
- カナダ滞在中の生活費はどのようにして確保しますか?
- 学校終了後はどうしますか?
- 保護者や保証人の情報はありますか?(未成年の場合)
体験談や注意点
実際に渡航した人の多くは、数分のやり取りでパーミットを受け取っています。一方で説明が不十分だったり矛盾があると追加の確認を求められる場合があります。滞在目的やスケジュールを明確に答えられるよう準備しておくと安心です。
特にワーホリや学生ビザで渡航する場合は、既に許可証を持って移民局にいくため、仮にうまく答えられなくても、まず問題はありませんので、それほど神経質にならなくても大丈夫です。
観光の場合も同様、ほとんどの人が英語が分からない状態でくるため、仮に間違った回答をしてもまず問題はありません。
それよりも一番重要なのは、実際は態度や喋り方、格好などの見た目で判断されてしまうのが現実です。これらを基準に別室に連れていかれて詳しく調べられてしまうということも多いです。
入国審査官は彼ら個人の判断でどうにでも出来る権限があるため、担当する審査官に良い印象を持ってもらえるよう努力するのが基本です。