バンクーバーでは公立校にEnglish Language Learning(ELL)支援があり、入学後に英語力の評価を受けて、授業内/プルアウトで指導を受けられるはずです。まずは担任→ELL担当→学校カウンセラー→校長の順に相談し、必要なら通訳手配を依頼します(学区が通訳を用意してくれることが多いです)。
学校への相談手順
1)担任にメール/連絡帳で面談依頼 2)ELLレベル評価の実施依頼 3)学習配慮の具体化 4)進捗確認の定期面談、の流れが現実的です。Vancouver School BoardのWelcome Centre経由で新規家庭向け案内や書類サポートも受けられると思います。
面談時のポイント
通訳希望の明記/子の得意教科と日本での学習内容の共有/配慮の例(席配置、ペア学習、辞書使用、提出期限延長、評価基準の調整)を具体的に伝えると進みやすいです。
受けられる主なサポート
・ELL指導(授業内支援/別室指導)・Settlement Workers in Schools(新規移民支援)・スクールカウンセリング。SWISはISSofBCやMOSAICと連携しており、学校で紹介されることが多いです。
家庭でできること
Vancouver Public Libraryの読み聞かせやリーダー本、コミュニティセンター/YMCAのアフタースクール活用、日本語の読み書きを維持して教科理解を支えるのが実体験上も効果的でした。最初の学期は戸惑いが大きいですが、学校と月1回の短い振り返りを続けると不安が減りました。
注意点・具体例
評価や配慮は学校裁量があり、年度で変わることがあります。費用や手続は最新情報を各公式サイトで確認するのが安心です。
参考サイト
Vancouver School Board(Vancouver School District)
https://www.vsb.bc.ca
Government of British Columbia(教育全般)
https://www2.gov.bc.ca
ISSofBC(SWIS実施団体)
https://issbc.org
MOSAIC(移民支援)
https://www.mosaicbc.org
Vancouver Public Library(児童向けプログラム)
https://www.vpl.ca
City of Vancouver(コミュニティセンター)
https://vancouver.ca
YMCA of Greater Vancouver
https://gv.ymca.ca