British Columbiaでは酒類購入は19歳以上。Liquor Store（例：BC Liquor Stores／Private Liquor Store）では、19歳以上かどうか不明な場合は2種類のID提示が法令上求められるのが基本です。観光や駐在の日本人も同じ運用で、外国籍でも例外はありません。
求められる具体的な場面
・見た目が若く見える場合：多くの店舗は「25歳／30歳に見える人はIDを確認」などの自主ルールがあり、年齢確認でIDを要求されます。
・グループ購入：未成年同伴の疑いがあると、同グループ全員のIDを求められることがあります。
・オンライン注文／デリバリー受け取り：受け取り時に年齢確認のID、場合によっては注文者本人確認として支払いカードの提示も求められます。
・クレジットカード決済時：高額や署名一致の確認で、支払い名義確認としてID提示を求められることがあります（店舗裁量）。
提示のタイミングと流れ
・入口：混雑店や夜間は、入口のスタッフが先にIDチェックすることがあります。
・レジ：レジで年齢確認→一次ID（政府発行の写真付き）＋二次IDの2点を求められるのが標準。生年月日を口頭で聞かれ、レジに入力されることもあります。
・セルフレジ：スタッフ呼び出し後にID確認が入ります。
・不備があると販売拒否：期限切れ／破損／写真や生年月日が読めない／デジタル表示のみ（スマホ画面）などは基本不可です。
使えるIDの種類（概要）
BC州のルールでは、2種類の有効なIDが必要です。一次IDは政府発行の写真付きで、氏名／生年月日／署名が入ったもの。二次IDは氏名と署名または写真があるもの。
| 一次ID（例） | 二次ID（例） |
|---|
| Passport／Canadian Driver’s Licence／BC Services Card／Permanent Resident Card | Credit Card（署名）／Student ID（写真） |
外国人はPassportが最も通りやすいです。外国の運転免許証も条件を満たせば通ることがありますが、店舗が判読困難な場合は拒否され得ます。原本のみ有効。コピーや写真、期限切れは不可です。
現地での実体験と注意
私の場合、DowntownのBC Liquor Storesで夜に購入した際、入口で一次ID、レジで二次IDまで確認されました。別の日にPrivate Liquor Storeで、クレジットカード名義確認としてIDの提示を追加で求められたこともあります。観光中は常にPassport＋クレジットカードを携帯し、学生証などを二次IDの予備にするとスムーズでした。
小ワンポイント
・同伴者に未成年がいると販売を断られることがあります。
・明らかに成人でも店舗方針で必ずID提示になることがあります。
・デリバリーは受取人が19歳以上でID必須。飲酒に酔っていると配達員／店員の判断で受け渡し拒否になります。
制度や運用の詳細はBC州政府とBC Liquor Storesの案内を確認するのが確実です（本文では概要のみ。最新は公式を参照）。公式トップ：https://www2.gov.bc.ca と https://www.bcliquorstores.com
参考サイト
Government of British Columbia - Acceptable Identification
https://www2.gov.bc.ca/gov/content/employment-business/business/liquor-regulation-licensing/serving-liquor/responsible-service/acceptable-identification
BC Liquor Stores - Acceptable Forms of ID
https://www.bcliquorstores.com/support/acceptable-forms-id
Government of British Columbia - Liquor and Cannabis Regulation Branch（総合案内）
https://www2.gov.bc.ca
