求人にあるFragrance‑free/Scent‑freeは、基本的に「香りのする個人使用製品を職場で使わない」方針と理解して問題ないです。香水/コロン/アフターシェーブだけでなく、強い香りのあるヘア製品、ボディローション、ハンドクリーム、エッセンシャルオイル、洗剤や柔軟剤の残り香も対象になることが多いです。私の周囲でもDowntown Vancouverの事務系では「完全に無香で来てください」と説明される職場が一般的でした。
どこまでがOKか
職場ごとに厳しさは差があり、「Scent‑reduced(香り控えめ)」の所もありますが、Fragrance‑free表記なら初日は完全無香が無難です。特に「unscented(無香料)」と「fragrance‑free(香料不使用)」は意味が異なります。unscentedは匂いを打ち消す香料が入る場合があるため、表記はfragrance‑freeを選ぶのが安全です。不明な点は入社前にHRに確認すると安心です。
初出勤の身だしなみの実例
使わない:香水/コロン/アロマオイル/強香のヘアスプレーやワックス/柔軟剤強めの衣類
選ぶ:fragrance‑freeのデオドラント/ヘア製品/ボディローション/ハンドソープやサニタイザー(職場備え付けが無香ならそれを使用)
コツ:洗濯は香り控えめ洗剤に切り替え、柔軟剤は無香タイプ。必要なら自席で使うハンドクリームも無香に。
背景と注意点
この方針は、香りに敏感な人や喘息/片頭痛など健康上の理由がある同僚への配慮として導入されることが多いです。医療機関や公的機関では厳格な運用が一般的です。少量なら大丈夫だろうと自己判断せず、慣れるまで「完全無香」を基準にするとトラブルを防げます。
参考サイト
Canadian Centre for Occupational Health and Safety(CCOHS)
https://www.ccohs.ca
Vancouver Coastal Health(Fragrance‑freeの周知を行う医療機関)
https://www.vch.ca
WorkSafeBC(職場の健康と安全の総合情報)
https://www.worksafebc.com