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  • カナダと日本で異なる交通ルールにはどのようなものがありますか?
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カナダで運転する予定ですが、日本とは交通ルールが異なると聞きました。実際にどのような違いがあるのか知りたいです。

日本では一般的ではないルールで、初めて運転する際に戸惑う点を中心に教えてください。

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カナダで運転する際は、日本とは逆の右側通行をはじめとして多くの違いがあります。交通標識や優先ルール、運転マナーなどが大きく異なるため、出発前に把握しておくことが大切です。

右側通行と左ハンドル

カナダは右側通行で、車は左ハンドルです。車線変更や右左折の感覚が日本と逆になるため、最初のうちは混乱しやすいです。特に右折時は歩行者の有無を確認して慎重に進みます。

赤信号での右折/左折

カナダでは、完全に停止して安全が確認できれば赤信号でも右折できます。一方通行の場合は赤信号時の左折も可能(州によって微妙な違いあり)。ただし、「NO TURN ON RED」の標識がある場合は禁止です。州や都市によってルールが異なることがあります。

四方向停止(4-Way Stop)

すべての方向にSTOPサインがある交差点では、先に停止した車から順に進みます。日本では一般的ではないルールで、譲り合いのマナーが重視されます。複数の車が同時に到着した場合は、左側の車が右側の車に道を譲るのが原則です。

スクールバスの停止義務

スクールバスが赤ランプを点滅させて停車しているときは、後続車だけでなく対向車も完全に停止しなければなりません。違反は重い罰則対象です。

歩行者優先の徹底

横断歩道では歩行者が最優先です。信号のない場所でも歩行者が足を一歩踏み出した時点で車は停止する義務があります。ドライバーが譲らないと罰金対象になることもあります。

制限速度と単位

速度制限はkm/hで表示されます。市街地では30〜50km/h、高速道路では80〜100km/hが一般的です。制限速度を超えると高額の罰金が課され、速度超過は保険料にも影響します。

優先道路と標識

「YIELD」や「MERGE」などの標識は、日本の「徐行」や「合流」と似ていますが意味合いが異なります。優先道路では止まらずに進めることも多いため、標識の意味を事前に理解しておくことが必要です。

ラウンドアバウト(Roundabout)

信号の代わりに円形の交差点を回りながら合流・退出する仕組みで、時計回りに進行します。アバウト内に入っている車が優先で、日本の交差点とは流れが異なります。

一方通行と路肩駐車

市街地には一方通行が多く、標識を見落とすと逆走になる危険があります。路上駐車も標識で制限が細かく定められており、曜日や時間帯で禁止エリアが変わります。

ウィンタータイヤの義務

ブリティッシュコロンビア州などでは、冬季(10月〜3月)は一部道路でウィンタータイヤまたはチェーン装着が義務です。違反すると罰金の対象になります。

参考サイト

ICBC(Insurance Corporation of British Columbia)
https://www.icbc.com

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