バンクーバーではタクシーもライドシェアも行政による規制があるため、料金トラブルのような大きな問題は発生しにくいとされています。料金メーターやアプリで金額を事前に把握できるため、金銭面でのリスクは比較的少ない環境です。
タクシーとライドシェアの違い
タクシー運転手はインド系の人が多く、実際の利用者からは運転が荒い、車線変更が多いなどの声が聞かれることがあります。一方でUberやLyftのようなライドシェアでもインド系のドライバーは多いですが、レビューが評価に直結するため、丁寧な運転を意識するドライバーが多い傾向があります。
特にUberでは、ドライバーが5段階中4.80以上の平均評価を維持する必要があり、基準を下回る状態が続くとアカウントが無効になります。この仕組みにより、急ブレーキや乱暴な運転を避ける、車内の清潔さや態度に気を配るといった行動につながっています。
免許と安全面のポイント
ブリティッシュコロンビア州でタクシーおよびライドシェアの運転を行う場合、どちらも業務用免許であるClass4を取得する必要があります。Class5より高いレベルの運転技術と交通法規の理解が求められるため、免許要件だけを見ると両者の基準はほぼ同じといえます。
- 料金トラブルは両方とも発生しにくい
- 運転資格はどちらもClass4
- レビュー制度があるためライドシェアは運転が丁寧な場合が多い
ライドシェア利用時に注意したい点
ライドシェアには重要な特徴として、運転手だけでなく乗客にもレビューが付く点があります。乗客の評価が低いと、配車が遅くなったり、拒否されたりすることもあります。この仕組みがあるため、以下のようなケースではタクシーの方が向いている場合があります。
- 目的地まで急いで行ってほしい状況で雑な乗り方になりそうな時
- 作業後などで汚れた服装のまま乗車する必要がある時
- 荷物が多く、乗降に時間がかかり運転手へ負担をかける可能性がある時
ライドシェアは評価を気にする環境のため、多くのドライバーは丁寧な対応を取りますが、その分、乗客側もある程度のマナーを求められる点を理解しておく必要があります。
一方で、空港や主要ホテルなどにはタクシー乗り場が整備されているため、アプリ操作が不要で、すぐに乗りたい場合にはタクシーが実用的です。移動時には後部座席に座る、シートベルトを着用する、相乗りを避けるなど、基本的な安全対策を合わせて取ると安心です。
参考サイト
Uber Vehicle requirements in Canada
https://www.uber.com/ca/en/drive/requirements/vehicle-requirements/?city=vancouver