既存回答はよくまとまっていて、法律の基本的な考え方も正確です。ただ、日本人がカナダで生活する上で知っておくと役立つ点をいくつか補足します。
BCプライバシー法にも注意が必要
カナダの刑法(Criminal Code)の話は既存回答の通りですが、ブリティッシュコロンビア州(BC州)には州独自のPrivacy Actがあります。刑法上は違法でなくても、録音した内容を他人に見せたり広めたりすると、この州法のもとでプライバシー侵害として民事上の問題になる可能性があります。バンクーバーで生活する場合は、刑法だけでなくこの点も頭に入れておくといいでしょう。
「友達から違法と聞いた」について
質問にある「カナダでは録音すること自体が違法」という話は、正確ではありません。自分が会話の当事者であれば、相手の同意なしに録音しても刑法上は違法になりません。ただし、録音した内容をどう使うかによって問題が生じることはあります。
実際に気をつけたいこと
- 職場での通話録音は、会社のポリシーや顧客対応のルールで別途制限されている場合があります。
- 学校の授業を録音する場合、先生や学校に一言確認しておくとトラブルを避けられます。実際に「録音はやめてほしい」と言われた経験がある人も周囲にいます。
- 録音データをSNSや共有アプリで広めると、法律とは別に人間関係や信頼の問題になりやすいです。
自分の身を守るための記録目的であれば、基本的に問題ありません。使い方と保管方法に気をつけるのが一番大切です。