観光で入国する場合、往復の航空券を用意するのが、旅行業界などでは暗黙のルールとされています。
片道航空券の場合、入国審査で問題になることはまずないですが、出発の際の飛行機のチェックインの際に利用する航空会社によって指摘されることがあり、場合によっては入国できなかった場合の誓約書にサインを求められたり、帰りの航空券の購入を要求されるケースがあります。
もし断固として帰りの航空券を要求された場合、その場で、割高ですが「正規運賃航空券」をダミーとして購入し、目的地到着後にキャンセルする方法があります。正規運賃航空券は購入価格は割高ですが、少しのキャンセル料でほぼ全額返金されます。
これら面倒な事態を確実に避けたい場合は、1週間や2週間などの短期の格安往復航空券を購入し帰り分は利用しないという方法もあります。日本の旅行会社などで販売されている航空券においては、これら短期の往復航空券と片道航空券が同等価格、もしくは往復の方が安かったりするため、これはワーホリや長期の留学生などにもよく利用されています