結論:ワーキングホリデー(IEC Working Holiday)のビザ自体に「週〇時間まで」という上限はありません。発給されるのはオープンワークパーミットなので、フルタイム/パートタイムの別や時間数は雇用契約とシフトで決まります。一般的にフルタイムは週30~40時間、パートタイムはそれ未満という運用が多いです。複数の雇用主で掛け持ちも可能です。なお、許可証の「就業制限」欄に医療/教育関連での制限が印字されることがありますが、これは職種の制限であって労働時間の制限ではありません。
BC州の労働時間と残業の目安
ビザとは別に、British Columbiaの雇用ルールが適用されます。1日8時間・週40時間を超えると残業賃金の対象(8時間超は1.5倍、12時間超は2倍/同一雇用主に対して)になります。そのため求人で週40時間前後に抑える運用が多いです。残業や休憩の取り扱いは職場や職種で異なるので、オファーレターで必ず確認してください。
現地での体感・アドバイス
私も最初はカフェで週5日・計40時間のフルタイム、その後はレストランと小売の掛け持ちで週45時間ほど働きました。掛け持ち分の残業計算は各雇用主ごとに行われる点に注意です。まずはフルタイム可否と想定週時間を面接時に聞き、生活費と体力のバランスでシフトを調整すると動きやすいですよ。
参考サイト
International Experience Canada — Working Holiday(Government of Canada)
https://www.canada.ca/
Employment Standards(Province of British Columbia)
https://www2.gov.bc.ca/