結論から言うと、British Columbiaでの結婚手続き(Marriage Licence取得/式の実施)に戸籍謄本の英訳は通常不要で、身分証はパスポートで足ります。ただし、教会/式場の独自要件や移民手続き等で求められることがあり、その場合は「認定翻訳」が無難です。
- どこで英訳? 在バンクーバー日本国総領事館は翻訳そのものは行いません。STIBC(BC州の翻訳士団体)のCertified Translatorに依頼するのが一般的です。自分での翻訳は多くの機関で不可、受ける場合も翻訳宣誓(NotaryでAffidavit)を求められます。
- 実務の流れ 日本で戸籍謄本を取得→(提出先が求める場合のみ)外務省でアポスティーユ→VancouverのCertified Translatorへ英訳依頼→必要に応じてNotaryで宣誓。
- 体験談 私がサポートしたケースでは、Licenceはパスポートのみで発行。教会側が家族関係証明を求め、STIBC会員の翻訳+宣誓で問題なく受理されました。納期は通常3~5営業日、繁忙期は1~2週間を想定すると安心です。
注意点:提出先に「誰の翻訳なら可(Certified/Affidavit要否/アポスティーユ要否)」を必ず事前確認。要件が合わない翻訳は差し戻されます。
参考サイト
Government of British Columbia(Vital Statistics)
https://www.gov.bc.ca
STIBC(Society of Translators and Interpreters of British Columbia)
https://www.stibc.org
外務省(公印確認/アポスティーユ)
https://www.mofa.go.jp